目的論 (心理学)
アドラー心理学
人の行動や感情を「過去の原因」ではなく「現在の目的」から説明する考え方
自発的な行動は合理的な選択に基づいていると近い感じがするmrsekut.icon
例: 人前で話すと緊張する人
原因論では、
過去に人前で失敗したトラウマがあるから緊張する
目的論では、
失敗して傷つくことを避けるという目的のために、緊張するという状態を選んでいる
つまり、緊張は「悪い反応」ではなく、目的を達成するための手段として理解される
感情は目的のために生成される
相手を負かしたいという目的のために、怒りという感情を生成する
腹が立ったので怒鳴った (原因論)
怒鳴るために腹を立てた (目的論)
相手から同情を引きたいという目的のために、悲しみという感情を生成する
感情・行動は「選択」である
無意識的であっても、人は状況に応じて感情や行動を選んでいると考える。
だからこそ変えることができる
課題の所在を未来に置く視点、かなり面白いmrsekut.icon
「課題はどこにあるか?」という問いは、普通は過去や現在に対して行われる
過去や現在に存在している原因を突き止めてそれに対処する
しかし、目的論では未来に視点を置く
「〇〇したいから」という「目的の置き方」に課題を見出している
「幼い頃の愛所不足が問題行動の原因である」みたいな過去の事象に問題を見出したところで変えられない
一方で、未来に課題を見出せば、意識で変えることができる
関連
課題の分離:他人の感情や評価を自分の目的にしない
共同体感覚:他者と対等に協力する方向へ目的を再設定する
勇気づけ:目的を変える勇気を持つことが成長
/mrsekut-book-4584103127/051: 「どこから」ではなくて「どこへ」 目的論